【経営】中小企業と会計の活用

名古屋市で中堅中小企業の経営を支援する税理士
油谷景子(あぶたにけいこ）です。

Webマーケティングの世界では、数値化して効果を測定することが大事だと言われます。

会計数値もただ記録するだけではなく、それを比較・分析することでより経営に役立てることができます。

例えば、売上の増加と当期純利益の増加は必ずしも連動しないですよね。

粗利（売上総利益率）を前期と比較して増加していれば、原価が抑えられたということでしょう。その事実を認識することにより、何故？という分析がスタートします。

最終的に当期純利益が増加していても、それが臨時の利益（特別利益）によるものの場合、来期はその臨時の利益は期待できない場合が多いですから何かしら経営改善の対策を取る必要があります。

他にも労働分配率など参考となる経営数値は、企業のビジネスモデル等に応じて様々な数値が考えられます。

会計数値はただ記録するだけではなく、分析して活用していきたいですね。

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名古屋市･中堅中小企業の経営を支援する税理士
油谷　景子

税理士　油谷景子

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愛知県名古屋市の税理士。税務業界歴17年。四大税理士法人（東京・名古屋）で上場企業向け税務や国内税務・国際税務等に従事した他、個人事務所で中堅中小企業向け税務や相続税のご相談や申告等の実務に従事、独立開業。クラウド会計や新しいツールやテクノロジーを活用し経理の効率化を支援。著書『スタートアップ企業の税金ToDoリスト』（中央経済社）ほか。